症例報告【姿勢改善】

症例報告
年代:30代
職業:デスクワーク
性別:男性
主訴:姿勢改善と、スポーツ・ウェイトトレーニング時における正しい姿勢の獲得
原因:普段から意識して「良い姿勢」を心がけていたが、それが本当に正しいのか確信が持てず、不安を抱えていたため。
既往歴:特に大きな痛みや既往歴はなし。
お悩み:
長時間のデスクワークやトレーニング時に「良い姿勢」を意識しているものの、実際に正しい姿勢で動けているのか疑問を感じており、効率よくパフォーマンスを高めたいという思いがあった。
初回の状況:
初回は、普段行っているスクワット動作を中心にフォームを確認。Poslogなどの画像分析を用いて「良い姿勢」と「崩れた姿勢」の違いを可視化し、体感していただいた。
その結果、ご本人が「正しい」と思っていた立位や座位での姿勢に、本来狙いたい部位とのズレがあることを認識。効かせたい場所に負荷が十分に伝わっていない点を理解され、「本当の良い姿勢」がどういう状態なのかを明確にできた。
6回目の状況:
これまでにお伝えした姿勢のポイントや、動作時に効かせるべき部位を意識して実践いただいたことで、トレーニング効率が向上。
以前は「重量や回数を増やす=強度向上」という考え方が中心だったが、今では「正しい位置・姿勢・順序」で動かすことにより、負荷を下げても確実に効果を実感できるようになったとのこと。結果として無理なく効率的に成果を得られる形へと変化している。
今後の方針:
トレーニングだけでなく、ランニングなど動的な動作においても「より足を引き上げる」「効率よく体を使う」といった課題に取り組む予定。
週1回の頻度で、運動療法と手技療法を組み合わせながらセッションを継続。実践と振り返りを積み重ね、「より動けるカラダづくり」を進めることで、再発予防や長期的な機能改善を目指している。
まとめ:
このケースでは、痛みの改善ではなく「より良い姿勢と動作の獲得」という積極的な目的が主訴であり、姿勢の可視化と正しいフォームの習得を通じて、効率的なトレーニング方法へと移行できた。+Rebodyが大切にする「より動けるカラダづくり」のプロセスを継続することで、今後もスポーツや日常生活において、無理なく高いパフォーマンスを発揮できる体づくりをサポートしていく。