症例報告【サッカーでのパフォーマンスアップ】

症例報告

年代:中学生
職業:学生
性別:男性

主訴
切り返しや走り始めなど「動き出し」の俊敏性を高めたい
ボディコンタクト時の安定感を向上させたい
柔軟性を高め、成長期でもケガをしにくいカラダをつくりたい

原因
成長期に入り身長・体格が急激に変化したことで、身体サイズと神経・筋機能のコントロールにズレが生じていた。特に体幹部の支持性が低下し、下肢に負担が集中しやすい状態となっていた。

既往歴
特記すべき既往歴なし

お悩み
身体が大きくなってきた感覚はあるが、思うように動かせない
動き出しで安定せずスピードに乗りにくい
玉際やボディコンタクトで当たり負けしやすい
今後の成長期でのケガやパフォーマンス低下への不安

初回の状況
評価では、股関節・脊柱周囲の歪みが見られ、特に握り姿勢(力み)による背骨の柔軟性低下が顕著でした。体幹部で「支える」機能がうまく働かず、動き始めの局面で身体を安定させられないため、不安定な状態のままスタートしてしまう傾向がありました。
その結果、切り返し時に減速・再加速が遅れ、ボディコンタクトでも力を受け止めきれず、下半身への負担が大きい状態でした。

まずはストレッチポールを用いて過緊張を抜き、リラックスした状態を作った上で全身の歪みを調整。その後、腹部・体幹部の安定性を高める施術とエクササイズを中心に実施しました。
「動く前に安定する」ことを徹底し、コンタクトの入り方や動き出しの感覚変化を体感してもらうことからスタートしています。

6回目の状況
自宅でのセルフケアはまだ習慣化途中ではあるものの、「以前よりも当たり負けしにくくなった」「切り返しで一度止まってからの動き出しが速くなった」といった変化が見られています。
検査では、急激な成長に伴う体幹バランス・ボディコントロールの弱さは依然として課題ですが、体幹で支えた状態からお尻周りを使って動ける場面が増えてきています。

現在は、ケガの予防を最優先に体幹の安定性をさらに高めつつ、股関節・殿筋を連動させたボディコンタクト、切り返し動作へと段階的に発展。
今後はカテゴリーが上がっても通用する「より動けるカラダづくり」を目標に、施術・運動・セルフケアを組み合わせた再発予防と機能改善を継続していきます。