症例報告【腰痛】

症例報告

年代:50代
職業:デスクワーク
性別:男性

主訴
朝の起き上がり、長時間座った後の動き出し、仕事終わりに強く出る腰痛


原因
急性の外傷歴はなく、慢性的に腰痛が続いている。特に同じ姿勢を保った後や物を取る動作で痛みが出やすい。

既往歴
特記事項なし

お悩み
「腰の痛みがずっと続いてしまう」「朝や仕事終わりの痛みがつらい」「正しい姿勢に戻したいが、自分では分からない」

初回の状況
前屈や椅子の立ち座りで腰痛が顕著に出現。姿勢検査では強い反り腰が見られ、本人も姿勢の悪さを自覚していたが改善方法が分からない状態だった。さらに股関節や胸郭周囲の可動性低下、体幹部の硬さが目立ち、腰部に負担が集中していた。
施術では股関節から胸郭・体幹の動きを引き出し、肩甲骨周囲の柔軟性を回復させることで、前屈や立ち座り動作時の痛みが軽減。運動療法では、腹圧を高めるインナーユニットの活性化を中心に指導し、初回の検査で見られた動作痛は改善傾向を示した。

6回目の状況
ご自宅でもストレッチポールを朝夕に活用し、ヒメトレで体幹のリアライメントとインナーユニットの活性化を習慣化。これにより体のバランスが整い、1週間を通じても痛みを感じる場面が大幅に減少。特に朝の起き上がりや日中の腰痛が軽減している。
今後は腕立てや腹筋などの自重トレーニングを「新しい姿勢」で行い、より動けるカラダづくりを進めたいという希望を持たれている。以前は自己流のトレーニングで腰痛を悪化させた経験があるが、現在は正しいアライメントを保ちながら再発予防と機能改善を目指している。

まとめ
慢性的な腰痛で悩まれていたが、体幹・股関節・胸郭の動きを整え、インナーユニットを活性化させることで、日常生活での痛みが大きく改善された。+Rebodyの施術と運動療法を通じて、正しい姿勢と動きを習得し、再発予防・より動けるカラダづくりへとつながっている。