症例報告 年代:60代 性別:女性 職業:主婦 主訴 長時間の歩行や立ち仕事で腰や膝に痛みが出る。特に台所仕事や買い物など、同じ姿勢が続くと腰部の痛みが強くなる。 原因 股関節から膝関節にかけての可動域制限と、姿勢の崩れが大きな要因。さらに、変形性関節症による膝関節への負担も重なり、骨盤や背骨の動きが制限されていた。 既往歴 変形性膝関節症 お悩み 趣味のウォーキングやバレーボールを楽しみたいが、痛みのために長く歩いたり動き続けることが難しい。 初回の状況 初回来院時は腰・膝に痛みがあり、良い姿勢を保つことが困難な状態。膝の変形により軽度の屈曲位が続き、骨盤も後傾しやすく、腰椎の丸まりが強く見られた。 また、腹部・殿部の筋肉が十分に働かず、姿勢保持や動作時に腰と膝に過度な負担がかかっていた。 施術では、まず骨盤から背骨全体の動きを引き出すように整え、身体全体のバランスを再構築。その後、運動療法としてインナーマッスル(コア)の感覚入力を行い、お腹とお尻の連動を意識した使い方をトレーニングした。 初回のホームワークとして、ヒメトレを用いたインナーマッスル活性と、立つ・座る・歩く動作時に股関節を引き込む意識を持つよう指導した。 6回目の状況 姿勢の改善が顕著に見られ、腰や膝の痛みは軽減。日常生活では長時間の歩行や台所仕事も負担なくこなせるようになった。歩行時の足の運びもスムーズになり、姿勢維持が楽に感じられるようになったとのこと。 「前よりも楽に動ける」「長く立っていても痛みが出にくくなった」という実感がご本人にも出ている。 今後の目標 「80代になってもバレーボールを楽しみたい」という目標に向けて、痛みの出ない歩行と良い姿勢の維持を継続的にサポートしていく。 今後はお腹・お尻周りの筋肉をしっかり使いながら、骨盤を安定させて動く「より動けるカラダづくり」を進め、再発予防と機能改善を目指していく。
